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ドリームワークス・アニメーション
ドリームワークス・アニメーション(DreamWorks Animation LLC、DWA、別名: ドリームワークス・アニメーション・スタジオ、単にドリームワークスとも呼ばれる)は、アニメーション映画やテレビ番組を製作するアメリカのアニメーションスタジオである。NBCユニバーサルの一部門であるユニバーサル・ピクチャーズの子会社であり、そのユニバーサル・ピクチャーズ自体もコムキャストの一部門である。同スタジオは2023年6月現在、合計46本の長編映画を公開しており、そのうち44本は劇場公開されている。その中には、史上最高の興行収入を記録したアニメーション映画がいくつか含まれており、『シュレック2』(2004年)は公開当時最高の興行収入を記録した。同スタジオの第1作『アンツ』は1998年10月2日に公開され、最新作は2023年6月30日の『ルビー・ギルマン、ティーンエイジ・クラーケン』である。今後の公開予定作品には、2023年11月17日の『トロールズ・バンド・トゥギャザー』、2024年3月8日の『カンフー・パンダ4』などがある。
1994年にドリームワークス・ピクチャーズの一部門として、アンブリン・エンターテインメントの旧アニメーション部門であるアンブリメーション出身者を中心に設立され、2004年に独立した。NBCユニバーサルは2016年、38億ドルを投じてドリームワークス・アニメーションを買収した。同スタジオは元々、伝統的な手描きアニメ作品や、アードマン・アニメーションズとの3本のクレイアニメーション共同製作作品を製作していたが、現在はコンピュータアニメーションを中心に製作している。その作品は、『プリンス・オブ・エジプト』、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』、『シュレック』シリーズ、『マダガスカル』シリーズ、『カンフー・パンダ』シリーズ、『ヒックとドラゴン』シリーズなどがあり、アカデミー賞3部門、エミー賞41部門、アニー賞多数、ゴールデングローブ賞や英国映画テレビ芸術アカデミーに複数ノミネートされるなど、さまざまな賞を受賞した。
ドリームワークス・アニメーションが製作した作品は、2005年までドリームワークス・ピクチャーズが配給していた。2006年から2012年まではパラマウント・ピクチャーズが配給し、2013年から2017年までは20世紀フォックス(現20世紀スタジオ)が配給した。2019年以降のDWA作品はすべてユニバーサル・ピクチャーズを通じて公開されており、ユニバーサル・ピクチャーズはバックカタログの権利の大半も所有している。