核果(かくか)(英: drupe, stone fruit)とは果実の1型であり、種子を包む内果皮が硬化して核となり、核を囲む中果皮がふつう多肉質となる果実のことである(図1)。石果(せきか)ともよばれる。多くの場合、鳥などに果実ごと食べられ、硬い内果皮で保護された種子が排出されることで散布される。身近な例として、ナツメヤシ、モモ、ウメ、サクランボ、アーモンド、マンゴー、コーヒー、オリーブなどがある。また、中果皮が多肉質にならないココヤシなどの果実も、内果皮が硬化して種子を包んでいるため核果の1型として扱われる。