民族性 - オンラインパズル


























オンラインパズル 民族性
民族性
民族性またはエスニシティー(英語: ethnicity)とは、民族に関連する以下の概念のいずれか一つ(または複数)を指す語である。
ある民族(共通文化と同胞意識によって結びついている集団)が持つ性質・傾向のこと。 →本記事で扱う。
民族的出自:人・集団が系譜の上で属する一つ以上の民族のこと。(英語ではethnic originとも)
民族的同一性(民族的アイデンティティー):特定の民族への所属または帰属に関する個々人の意識のこと。(英語ではethnic identityとも)
民族集団そのもの(英語ではethnic groupとも)
民族性(みんぞくせい)とは、ある民族が持つ性質・心理的特質・気風・思潮・精神・心性のこと。英語ではethnic characteristicsともいう。
学問的には、文化人類学・心理学・精神医学などが研究する領域となっている。
民族性を分析する手法には、観察、面接、心理テスト(パーソナリティテスト)などがある。観察では、人々の個々の行動を観察し、そこから「行動の型」(パターン、pattern)を抽象し、「行動の型」から「文化類型」(コンフィギュレーション、configuration)を抽象し、「文化類型」から「気風、思潮、心性」(エトス、ethos、キャッチフレーズ)を抽象する、といった方法で集団・文化の特徴を捉えようとする。心理テストは、文化・集団の中に最もたくさん見られるパーソナリティの型(モーダル・パーソナリティ、modal personality)を探すこと、慣習に沿った行動の心中にある心理状態を明らかにすること、文化・集団・慣習の中に在る個人差を明らかにすることが目的となる。血液型の分布と心性を結びつけて民族性を理解する試みも行われているが、1979年時点の人類学の世界ではその手法は否定的に捉えられている。